あの虹は、過去への想いと今を生きる自分との交差（五十五言目）

こんにちは
行動にちゃんとオチがつく
世界です。

う〜わ〜ぁ〜
凄い風ですねぇ。

何でも関東では今日
春一番を観測したそうです。
そりゃ凄いワケですよね。

さて今日は

SMなお話。

SMと言っても
サドとかマゾとかそういうお話じゃありませんよ？

名作「ドラえもん」の作者
故藤子F不二雄氏が

SFと書いて
S＝すこし、F＝不思議
と読ませたと言う逸話に習って
S＝すこし、M＝真面目
とかけてみました。

違う意味に捉えたあなたは
不純な大人です、残念でした。
でも、大人としてはそれが普通です
安心しましょう。

と言うワケで今日は真面目なお話。
…既に真面目じゃない気がしますが、気のせいです。

さて、今朝の通勤中
前述の強風と天気雨に押されながら
ふと空を見上げると
とても大きくて素晴らしい虹が空に架かっていました。

いや、凄い虹だったんですよ
虹ってホントにアーチ状に架かるんですねぇ。
虹の端から端まできっちり見えたのは
初めてかもしれません。

そう言えば虹を見たのも随分久し振りです。
いつ以来だろう？と思い出してみたら
最後に見たのは元カノと一緒にいた時でした。

ってことはもう一年半以上も見てなかったことに。

虹なんて結構見る機会多そうなのに
どうしてだろうと思い返してみると

なんだかんだ言いながら
下ばかり向いて歩いていたのを思い出しました。

あの日以来
何かに躓く事が恐くなっていた気がします。
失敗する事も含めて、ちょっと臆病になっていました。

確かに、注意して歩くのは大切な事なんですけど
時には空を見上げて、綺麗なモノに気付く
そんな余裕が必要ですよね。

一年半以上も掛かったとは言え、それに気付けたっていうのは
世界も少しは成長したのかも知れません。
ちょっと時間掛かり過ぎましたけど…

そして色んなことを思い出していたら
元カノに一度

「弱音を吐かない人」

と言われたことを思い出しました。
でも、本当はそんな事ないんですよ。
世界の半分は弱音で出来てるようなもんですから

世界にだって
どうでもよくなる事だって
泣きたくなる事だってありますもの。
実際、台所で包丁握った事だってあるんですよ？

ただその時は

「このまま終わらせるのは口惜しいな」

そう思ったから止めたのであって
そういう弱い部分だって世界は持ってるんですよ。

もっとも、いつも…そして最後まで
世界の事を気にかけてくれていた祖母が亡くなった時から
そういう願望は一切なくなりましたけどね。

だって、そんな事しちゃったら
申し訳が立ちませんもの、本当に。
あわせる顔がないってワケです。

少々夢のない現実的な話を言えば
最後までそう考えていたかなんて
本当はわかりません、世界の勝手な思い込みです。

でも、別にいいんですよ
それで真っ直ぐ前を向いて歩けるなら
世界には十分過ぎる理由です。

こういうのってきっと
誰にでもあると思うので大切にして欲しいですね。
気付いてない人とか、最近は多そうですけど。

この日記を読んでいる人の中に
もし、気付いてない人がいたら
よーく自分の周りを見回して欲しいです。
ホントは理由なんかいらないのがあたり前なんでしょうけど
疲れた時とか歩き出すのに理由が欲しい時ってありますからね。

そう言えば、元カノ元気かなー…？
なんて、こんな心配してる事が本人の耳に入ったら
また怒られそうだなぁ（苦笑）

ま、今は繋がりないし、大丈夫だと思いますけど
世の中、何処でどう繋がってるかわかりませんからねぇ。

とりあえず世界的には
そんな感じで日記の事を考えながら買い物をしていたら
財布を忘れたことに気付いて、えらく恥ずかしい思いをしてしまったのでした。