当たり前の言葉は、いつも傍にある自分を浮き彫りにする光(七十九言目)
2005年3月30日こんばんは
世界最後の日
世界です。
と言うワケで
本日付をもって
派遣のお仕事、終了と相成りました。
いやぁ、この半年間、色んなことがありましたよ。
入社直後に、観測史上最大級の台風が直撃したり
そのせいで自転車が歪んで、ブレーキが利かなくなったり
それでも無理して乗ってたらパンクして徒歩通勤を余儀なくされ
仕事は仕事で、友人曰く
「一人で手がける量じゃない」
程の仕事を任されて
それでも普通にこなしてたら契約期間より早く終わって
雑用係にされたり…
ただただ、あっという間の半年間でした。
クソッたれな仕事だと思ったこともあったけど
なんだかんだで結構面白かったです。
さて、今日は最終日と言う事で
割と自然に力が入るワケで
率先して仕事(完璧な雑務)をこなしていた所
Aさんという初老の先輩に声を掛けられ
一緒にゴミ捨てに行く事になりました。
Aさんは関西の方らしく、普段から関西弁なのですが
あまり会話をしたことはありませんでした。
でも、最後と言う事で
ゴミ捨てに行く途中にいくつか話しをする事になり
話は今後の予定の方向へ…
俺は自分が役者になりたいとかって言う話は
今の会社ではしてなかったんです。
なので、Aさんも当然
俺がそういう夢を持っていることは知らないんですが
俺が、やりたいことがあるんですよ、と言うと
「それが一番大切だね、そう思ってる内は大丈夫だ
諦めたらどうしようもないけども、そう思って頑張ってれば
ちゃんと其処へ近付いていけるから」(実際は関西弁)
と、言って励ましてくれたんです。
…もうね、効きましたよ
そりゃあもの凄くね。
文字にするとありふれた言葉です
世の中にはたくさん転がっている言葉ですし
色々な所で目にする、何の変哲もない励ましですよ。
でもね
すっごく効きました。
なにより自分が弱気になってることを見透かされた気分でしたよ。
だって、Aさんは俺のこと何にも知らないわけですからね。
正直、この所悩んでいたのは事実です。
元カノと出会って、そして別れた時
いかに自分が馬鹿で、無力なのかって事を思い知らされて
夢なんか持たないで、普通の生活をして頑張ってれば
こんな辛い思いをしなくて済んだんじゃないか?
こんなに無力な人間じゃなかったんじゃないか?
そう思った事もありました。
元カノのことは抜きにしても
毎日毎日、時間だけが過ぎて行って…やっぱり不安にもなりましたよ。
生活ありますからね。
それでも夢、夢と言ってるのは
もしかしたら、自分がそれを逃げに使っているだけなんじゃないか?
寂しいとか辛いとか、先への不安だとか
色々な事から、ただ逃げる為の道具にしてるんじゃないのか?
なんて、そんな風に思ったこともありました。
というか、思ってたんですね、知らず知らずのウチに
はっきり自分では認識してませんでしたけど
そうやって、弱気になっている分
Aさんの言葉は効きました、本当に。
こんなに人の言葉で心が動いたのなんて
元カノに優しい言葉かけてもらった時以来ですよ(苦笑)
あの時は
「今迄一人だったけど、わかってくれる人が俺にもいるんだ…」
そう思えて、凄く嬉しかったのを覚えてますけど
今日のはまた、それとは違う形で励みになりました。
なんかなぁ、グッときちゃったなぁ…
たった半年なのに
初めてですよ、辞めるのが惜しいと思ったのは
でも、俺がやりたい事はここに居ることじゃないですしね。
後ろ髪引かれる…まさにそんな感じでした。
最後に
「お疲れ様でした!半年間ありがとうございました!
失礼します!」
そう言いながら言葉が震えちゃいました。
…何ていうかオトコの癖に情けないですけどね。
でも、当たり前の言葉って、骨身に染みますね。
どうしても平凡な言葉とかより
奇をてらったというか、自分の言葉にこだわる癖が
世界にはありますけど。
そんなのより相手に届く事のほうが大切ですよね。
つくづく思い知らされました。
帰り道、思い返してちょっとだけ
ほんのちょっとだけ
泣いちゃったり…(苦笑)
まぁ、世界は弱虫毛虫の意気地なし(古)ですので
別にいいんですけど。
Aさんにしてみればたいした言葉じゃない
普通の励ましのつもりだったのかも知れませんけど
今の世界にはデカイ言葉でした。
お礼が言いたい位です、菓子折りもって(笑)
また一つ、途中で諦めるワケにはいかなくなりました。
行ける所まで、行ってみましょうかね。
とりあえず、世界的には
今日より明日、でもその明日に押し潰されないように
もっともっと、強くなりたいと密かに願うのでした。
世界最後の日
世界です。
と言うワケで
本日付をもって
派遣のお仕事、終了と相成りました。
いやぁ、この半年間、色んなことがありましたよ。
入社直後に、観測史上最大級の台風が直撃したり
そのせいで自転車が歪んで、ブレーキが利かなくなったり
それでも無理して乗ってたらパンクして徒歩通勤を余儀なくされ
仕事は仕事で、友人曰く
「一人で手がける量じゃない」
程の仕事を任されて
それでも普通にこなしてたら契約期間より早く終わって
雑用係にされたり…
ただただ、あっという間の半年間でした。
クソッたれな仕事だと思ったこともあったけど
なんだかんだで結構面白かったです。
さて、今日は最終日と言う事で
割と自然に力が入るワケで
率先して仕事(完璧な雑務)をこなしていた所
Aさんという初老の先輩に声を掛けられ
一緒にゴミ捨てに行く事になりました。
Aさんは関西の方らしく、普段から関西弁なのですが
あまり会話をしたことはありませんでした。
でも、最後と言う事で
ゴミ捨てに行く途中にいくつか話しをする事になり
話は今後の予定の方向へ…
俺は自分が役者になりたいとかって言う話は
今の会社ではしてなかったんです。
なので、Aさんも当然
俺がそういう夢を持っていることは知らないんですが
俺が、やりたいことがあるんですよ、と言うと
「それが一番大切だね、そう思ってる内は大丈夫だ
諦めたらどうしようもないけども、そう思って頑張ってれば
ちゃんと其処へ近付いていけるから」(実際は関西弁)
と、言って励ましてくれたんです。
…もうね、効きましたよ
そりゃあもの凄くね。
文字にするとありふれた言葉です
世の中にはたくさん転がっている言葉ですし
色々な所で目にする、何の変哲もない励ましですよ。
でもね
すっごく効きました。
なにより自分が弱気になってることを見透かされた気分でしたよ。
だって、Aさんは俺のこと何にも知らないわけですからね。
正直、この所悩んでいたのは事実です。
元カノと出会って、そして別れた時
いかに自分が馬鹿で、無力なのかって事を思い知らされて
夢なんか持たないで、普通の生活をして頑張ってれば
こんな辛い思いをしなくて済んだんじゃないか?
こんなに無力な人間じゃなかったんじゃないか?
そう思った事もありました。
元カノのことは抜きにしても
毎日毎日、時間だけが過ぎて行って…やっぱり不安にもなりましたよ。
生活ありますからね。
それでも夢、夢と言ってるのは
もしかしたら、自分がそれを逃げに使っているだけなんじゃないか?
寂しいとか辛いとか、先への不安だとか
色々な事から、ただ逃げる為の道具にしてるんじゃないのか?
なんて、そんな風に思ったこともありました。
というか、思ってたんですね、知らず知らずのウチに
はっきり自分では認識してませんでしたけど
そうやって、弱気になっている分
Aさんの言葉は効きました、本当に。
こんなに人の言葉で心が動いたのなんて
元カノに優しい言葉かけてもらった時以来ですよ(苦笑)
あの時は
「今迄一人だったけど、わかってくれる人が俺にもいるんだ…」
そう思えて、凄く嬉しかったのを覚えてますけど
今日のはまた、それとは違う形で励みになりました。
なんかなぁ、グッときちゃったなぁ…
たった半年なのに
初めてですよ、辞めるのが惜しいと思ったのは
でも、俺がやりたい事はここに居ることじゃないですしね。
後ろ髪引かれる…まさにそんな感じでした。
最後に
「お疲れ様でした!半年間ありがとうございました!
失礼します!」
そう言いながら言葉が震えちゃいました。
…何ていうかオトコの癖に情けないですけどね。
でも、当たり前の言葉って、骨身に染みますね。
どうしても平凡な言葉とかより
奇をてらったというか、自分の言葉にこだわる癖が
世界にはありますけど。
そんなのより相手に届く事のほうが大切ですよね。
つくづく思い知らされました。
帰り道、思い返してちょっとだけ
ほんのちょっとだけ
泣いちゃったり…(苦笑)
まぁ、世界は弱虫毛虫の意気地なし(古)ですので
別にいいんですけど。
Aさんにしてみればたいした言葉じゃない
普通の励ましのつもりだったのかも知れませんけど
今の世界にはデカイ言葉でした。
お礼が言いたい位です、菓子折りもって(笑)
また一つ、途中で諦めるワケにはいかなくなりました。
行ける所まで、行ってみましょうかね。
とりあえず、世界的には
今日より明日、でもその明日に押し潰されないように
もっともっと、強くなりたいと密かに願うのでした。
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